一味違う一眼レフでの愛犬の撮り方
一眼レフカメラで愛犬を綺麗に撮りたいと思いませんか?
愛犬の自然な素敵な表情を撮りたくても、カメラを向けると思うような表情をしてくれなかったり、動き回ってなかなか思うような写真が撮れないという方も少なくないでしょう。
どんなにじっと「待て」が出来る犬でも、動物ですので、常に少しずつ動いているのです。
その為、まずは犬に撮影は楽しいと覚え込ませることが大切です。
例えば、大好きなおやつなどをご褒美ににするなど、普段から一眼レフでの撮影にならしておくと良いでしょう。
また、良い表情で撮影が出来た時は、愛情を込めて大袈裟なくらい褒めてあげることを繰り返すと、愛犬はカメラの前でとても良い表情をしてくれるようになるものです。
もし、犬が撮影に飽きて来たら、無理強いをしたりせずに、休憩をして気分転換をしたり、次の機会にでも良いくらいの気持ちで犬に接したいものですね。
そして、基本的にはピントは犬の眼にあ合わせるようにし、犬の鼻先にピントがあって眼がピンボケになるようなら、カメラとの距離が眼と同じになるように平坦な部位を探して撮ると良いです。
また、カメラのファインダーを通して、そのフレームの中に犬をどう収めるかというフレミングも犬の眼の高さを基準にしましょう。
当然、撮影では座ったり、寝転がったり姿勢も多くなるので、自由にしているところを撮るスナップ撮影でも同じです。
屋外で撮影する時は、犬の気が散らない場所を選ぶようにし、わざわざセットを作るのではなく、そこの実際にある景色の中に犬の目線の高さでフレミングを見つけ出すようにして、一緒に楽しみながら愛犬の豊かな表情を引き出すようにしましょう。
一眼レフカメラの設定としては、露出モードは絞り優先AEにして絞り値はF2.8にすると、背景を柔らかくぼかして愛犬を引き立てることができます。
ISO感度は200、シャッター速度は1/5000秒と高めに背ってすれば、手振れや被写体ボケを防ぐことも出来ます。
なお、散歩中などで良い撮影場所を見つけても、後で撮影しようと思うと光線状態も変わることから、全く思ったような写真にならないことも良くあるので、つくづく写真は人の出会いと同じように一期一会ですね。