構図の基本のポイントとは?
一眼レフカメラでいい写真を撮るには、単にカメラをつかいこなすだけでは素敵な写真は撮れません。
そこで大切になるのが、被写体をどう画面に配置するか、どの角度で撮影するのかなどの構図の決定です。
まずは構図の基本を覚えることからはじめることが大切です。
一眼レフカメラ操作などの技術面は、ある程度覚えてしまえば上達していきます。
しかし、構図については感性といった感覚的なところもあるのも事実です。
一眼レフを始めたばかりの人は、すぐにマスターするのは難しいかもしれませんが、まずは構図の基本から学んで行きましょう。
そして、撮りたい写真が決まったら、あれこれ考えずに、まずは主題は何かをハッキリさせ、それをどのように切り取るかを決めましょう。
そのためには、何を見せ見せないかをしっかり意識して撮ることがポイントです。
主題の存在が弱いと、作品がぼやけてしまうからです。
例えば、バラの花ならどこの部分を主題にするかで切り取り方は変わります。
王道的な花びらが重なる中心部を切り取るか、花びらの1枚をクローズアップするのか、それとも花びら以外の付け根の部分を下から見上げてピントを合わせるのかなど…。
また、プロの写真家の作品を見てみればわかりますが、いくつかの構図パターンがあることがわかるはずです。
そうしたプロの構図パターンを真似しながら写真を撮ることでも、良い構図は得られやすくなります。
その他にも、レンズやアングルの選択だったり、空間作りなども構図の決定には不可欠な要素なので、順を追って身につけていくことが上達の近道です。