ズームレンズと単焦点レンズのメリット、デメリット
一眼レスの交換レンズには色々ありますが、風景写真などを撮るときに実際に持っていくとなると一つ、二つくらいになると思います。
そしてレンズには大きくわけてズームレンズと単焦点レンズがあります。
ズームレンズは焦点距離を変化させることができ、単焦点レンズは一つの焦点距離のみに対応しています
また、それぞれ広角レンズ、広角ズームレンズなどがあり、使い方やメリットは違うので、レンズを上手く使いこなすためには特徴を押えておくことが大切です。
まずズームレンズのメリットとしては、やはりこれ1つで複数の焦点距離を選べることです。
レンズ交換するときに、まず考えるのが焦点距離ですが、数値が小さいほど広範囲が写り、大きくなるほど狭い範囲しか写せません。
ズームレンズならレンズ交換の手間が省けるだけでなく、荷物を減らして持ち歩きをラクにしたい場合にも適しています。
ズームレンズの中には高倍率ズームと言われる、広角から望遠までのかなり広い画角(写る範囲)をこれ一つでカバーしているものもあります。
一方、単焦点レンズのメリットは何と言っても画質の良さです。
焦点距離が固定なのでズームレンズに比べてレンズ設計が簡単で無理なく行うことができます。
また、単焦点レンズは開放F値(そのレンズで設定できるもっとも小さい絞り値)が明るいものが多いので、ボケを生かした写真が撮りやすいです。
さらに小型、軽量、安価な点も魅力です。
いずれにしても、撮影の回数を重ねるごとに、もっとこう撮りたいという欲求が出てくるはずです。
そこでレンズ交換が必要になってきますが、メーカー1社とっても多くのレンズがあります。
例えばキャノンだけでも交換レンズが多く用意されていて、それぞれの写り方や使う目的は違ってきます。
こうしたレンズの種類や写り方の特徴を理解して、適切にレンズ選びができるようになりたいものですね。